映画に舞台に、テレビドラマに、CMにも大活躍の江口のりこさん。
ここ数年間、演じる作品は 途切れることがありません。
しかし、江口さんの下積み時代は、極貧生活であったといいます。
俳優を目指して上京した時、持っていたお金は わずか2万円。
江口のりこさんは、下積み時代、どんな生活を送っていたのでしょう?
そのエピソードをまとめました。
江口のりこの下積み時代エピソードまとめ
最初の1年は住込みで新聞配達も
兵庫県出身の江口のりこさんが 俳優を志すようになったのは、中学生の時。
江口さんは、19歳で 所持金2万円だけを持って、上京します。
岩松了さんの作品に影響を受けていた江口さんは、劇団「東京乾電池」の研究生として入所。
入所式の翌日、新聞販売店へ行き、住み込みで働き始めたといいます。
朝4時起きで、夕方も新聞を配達しながらレッスンを受けていた江口さんは、弱音ひとつ吐かなかったと、新聞配達員だった頃の上司が明かします。
江口さんの部屋には テレビが無かったので、その上司さんが 余っていたテレビをあげたのだそうですよ。
家賃が無料で食事も出ましたが、夜のお弁当は有料なので、朝ごはんの残りを分けてもらっていたのだそう。
(参考:yomi Dr. 2019.1.30/マイナビ Heroes File 2011.10.28/女性自身 2020.8.25 )
家賃2万6000円の風呂無しアパートに住んでいた
初めて借りたアパートは、お風呂無し、3畳1間、トイレ共同の木造アパートだったといいます。
激安アパートですが、「女性専用」でしたので、安全面は良いですよね!
江口さんは、銭湯代の400円があれば あったかいご飯が食べられるので、20代前半の下積み時代、銭湯にはあまり行きませんでした。
毎日お風呂に入れるようになったのは、27歳頃からだったといいます。
ABEMA TIMESのインタビュー で、「ありがたいな」と当時を振り返っていました。
(参考:ABEMA TIMES 2024.3.22 )
今は、仕事で地方に行った時に 空き時間ができると、温泉に行くのも好きなのだとか。
単発バイトで食いつなぐ
フルタイムでアルバイトを入れてしまうと、オーディションの日とかぶってしまうため、単発バイトに決めていたそうです。
その分、節約をしていました。
困った時には、劇団事務所からお金を借りたりもして、何とか食いつないでいたようです。
(参考:yomi Dr. 2019.1.30 )
江口のりこさんは、40歳の頃に大ブレイク
こうして、下積み時代に努力を重ねてきた江口のりこさん。
40歳の頃に大ブレイクしたといわれていますが、江口さんご本人はといえば…
「ブレイクしたと言われたりしますが、そんな実感はまったくないです。これまでもそれなりに働いてきたので、急に忙しくなったみたいなことはないです。」
「私自身は何も変わらず、現場に行って芝居をするだけです」
(引用元:週刊女性PRIME 2021.4.11 )
と、2021年のインタビューで答えています。
「やめたいと思ったり、嫌いになったりすることはなかったですね。」
(引用元:週刊女性PRIME 2021.4.11 )
とも。
下積み時代、節約しながら コツコツと頑張ってきた江口さん。
ブレイク後でも、実直に取り組む姿勢は変わらない、そんな江口さんだからこそ、魅力ある役柄を演じ続けられるのでしょう!
江口のりこさんプロフィール
江口のりこさんプロフィール | |
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本名 | 江口 徳子(えぐち とくこ) |
生年月日 | 1980年4月28日 |
出身地 | 兵庫県飾磨郡夢前町(現・姫路市) |
所属劇団 | 劇団東京乾電池 |
所属事務所 | ノックアウト |
特技 | ピアノ、中距離走 |
人生に影響を与えた本 | 「100万回生きたねこ」(佐野洋子さん 作) |
公式サイト(プロフィール) |
江口のりこさんは、実に 数多くの作品に出演されています!
NHK朝ドラ「マッサン」(2014年~2015年)で好子役を演じ、大河ドラマでは「花燃ゆ」(2015年)日出役、「鎌倉殿の13人」(2022年)亀の前役を演じています。
大ヒットドラマ「半沢直樹」(2020年版)では、白井国土交通大臣を好演されていましたね。
フジテレビ系列 木曜劇場「SUPER RICH」(2021年)で主演(氷河衛 役)。
映画「砂の影」(2008年) で主演(ユキエ 役)、「あまろっく」(2024年4月~)で中条あやみさん(近松早希役)と江口さん(近松優子役)でのダブル主演など、多くの映画に出演されています!
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