では試しに右の枠に文字を入力してみましょう。
すると左の画像の枠の方にも、対応する位置に同じ文字が表示されているのが分かるでしょうか?

しかし画像欄の方に表示される文字はデフォルトで白で、画像によっては非常に見づらいです。
そこで画像欄のほうに表示される文字の色を左下のパレットで変えましょう。
好きな色を左クリックしてください。ここでは赤を選択します。


このように、画像の上に文字を重ねることができます。
これを利用して、画像を文字で型取っていくのがトレースです。
上で説明した文字パレットなどを利用して、画像を型取る文字を入力していきます。
実際の工程をこれから示していきますが、上手で速い作成には慣れ経験と要します。
しかしサンプルに使っている画像は非常に単純なものを選択したので、製作は容易です。
まず以下のように、左の画像の枠に沿うように右枠の文字欄に文字を配置していきます。

あまり正確なトレース(型取り)に拘りすぎることの問題点も色々あるのですが、
ここでは正確なトレースを心がけます。
ここで、左の画像欄の は半角スペースの記号です。
見ての通り、AAは左側から作成されていきます。この辺は文章と同じです。
「AAは目が肝」とも言われるので、必ずしも左側から作ることが重要ではなく、
目などの主要なパーツの型を作ってから、全体に取り掛かるという工程もあります。
では更に型取りを進めていきましょう。

点系の文字が多いとか、目があさってを向いているとか、個人的に感じる問題点は多々ありますが、
正確にトレースするという観点で進めていくと概ねこのようになります。
ここで、スラッシュ「/」やドット「.」といった記号以外にも、
「Y」や「人」といった英記号や漢字も使用しています。
AAにはよく使われる文字というのが色々とあります。それは記号・カタカナ・漢字と様々ですが、
これは数多くある既存のAAを見て技を盗んでいくのが習得の一番の近道でしょう。
(最初に参考にしたAAの画風に後々まで強く依存することが多いです。)
そして、全体の型取りが終了しました。

これはサンプルなのでここで終了しますが、実際には何度も推敲します。
AAを始めたての頃は、完成するとすぐ貼りたくなってしまうものですが、
少しでもいいからAAを寝かせてみると思わぬ改善点に気づくことがあります。
そして最後のマナーとして行末のスペースを削除します。
「編集II(K) → 行末空白削除(Q)」もしくは「Ctrlキー + G」で全ての行末スペースが一発で削除されます。

そしてAAの完成です。
トvイレムィイ
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非常に簡単なサンプルを使いましたが、よくあるアニメや漫画のキャラクターAAも作り方の理屈は同じです。
画像を用意してトレース画面に表示させ、文字や記号を配置します。
以下は以前自作したアニメキャラのAAの例です。


以上がトレースと言われるものの簡単な説明です。
しばしばあるような「ほとんどのAAはツールでワンボタンで作られている」といったような誤解が
少しでも解消できたなら幸いです。
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